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高橋省三 高橋永順 たのしい生活のうつわたち

早いもので、先の箱根やまぼうしでの作陶展から2年が経ちました。

このギャラリーは苔むした深い杉木立のなかに佇んでいます。会期中に時折、眺めていた苔の生命力に驚き、それを僕の器に盛ってみたい衝動に駆られました。いわゆる「BONSAI」のための器ではなく、道端の雑草を植え込んで楽しむ程度の器が僕の性にあっています。その年のうちに、夢中で作った器は数知れず・・・。「あらら、こんなに穴のあいたものばかり作っちゃって・・・。 もう、おしまいにしなさいよ。もったいないわね、これなんか素敵な花入れになったのに」と、永順に呆れられる始末。 

昨年の3月に起きた大震災の後遺症は今なお癒える事はありません。
僕のような「アトリエ陶芸家」としては電力事情などで焼成に躊躇がありましたが、今回も浜美枝さまと金子森君のお誘いで、強く背中を押された感がありました。

昨年の夏、群馬の山小屋の庭で、永順が楽しみながら作ったピッチャー形の花器なども共に出品いたします。この頃、箱根は山桜が盛りと聞いております。芦ノ湖畔の散策とお互いの近況報告がてら、お会い出来ればうれしいです。

たかはししょうぞう

「たのしい生活のうつわたち」

今年も省三さんと永順さんの展覧会がここ箱根やまぼうしで開催されます。お二人のコラボの作品には、優しい温もりを感じ、箱根の木々が喜んでくれるのです。森の静寂の中に天使が舞い降りてきたような・・・そんな優しさを感じるのです。

身近にある美しいもの、淡いいのちをいとおしむ感性、それがお二人の作品です。草花のいのちに鈍感であることは、あらゆるいのちへの冒涜です。私たちは、そんないのちを慈しむ空間に身を置き、存分にお二人の世界へと導かれたいと思うのです。

浜 美枝

高橋省三 プロフィール写真

たかはし しょうぞう

愛媛県生まれ(アトリエ作陶家)

1974年 群馬に手作りの山小屋を建てる。
1976年 東京世田谷に生活雑貨の店「ライフショップ ログ・キャビン」をオープン以来、
     永順と共に歩むかたわら、作陶を続ける。
2000年 東京代官山ヒルサイドテラスで初めての個展、以来隔年で個展開催。
2010年 箱根やまぼうしで永順の花の絵とともに「ふたりのコラボレーション」を開催。

高橋 永順

神奈川県生まれ(写真家・フラワーアーティスト)

1974年 夫に高橋省三と群馬の山麓に手作りの小さな6坪の山小屋を建て、念願の庭造りを始める。その山小屋のまわりの野の花に魅せられて撮影。その後、花を活け撮影し、エッセイを書いて38冊の本を出版している。現在、世田谷区岡本に花教室を持つ永順の大胆かつ繊細な花の世界は、多くの人を魅了し続けている。
2004年 高橋永順の描く水彩画展(晴海トリトンスクエア)
2007年 永順春の花展、水彩&遊びの器展(玉型高島屋S.C.ルーフギャラリー)

高橋永順 プロフィール写真

高橋省三 高橋永順 たのしい生活のうつわたち 展覧会風景1高橋省三 高橋永順 たのしい生活のうつわたち 展覧会風景2高橋省三 高橋永順 たのしい生活のうつわたち 展覧会風景3

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