Mie's Living - 正直な作り手の味-安曇野・尾澤養蜂場

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安曇野・尾澤養蜂場の純正アカシア蜂蜜


『正直な作り手の味』の第2弾は長野県・安曇野にある尾澤養蜂場をご紹介いたします。

2,500m以上の山々からなる北アルプス。晴れた青空の中ではその存在感がいっそう強く輝きます。山麓にはのどかな田園風景が広がり、清らかな水、温泉にも恵まれ、日本の四季の移り変わりを肌で感じることができる土地です。

その美しさは、かつて、作家の川端康成、井上靖、日本画家の東山魁夷が
「残したい 静けさ 美しさ」と絶賛したとか。

そんな自然豊かな安曇野に、昭和5年から続く尾澤養蜂場はあります。
国産の純正蜂蜜にこだわり、アカシアの蜜だけを取ってくるよう、
蜂の巣箱を移動させる移動養蜂は大変な努力と苦労が伴います。


「あの人の蜂ならいいわという信頼を築いていくことが大切」



その強い信念に支えられてこそ、尾澤さんの蜂蜜が生み出されます。
琥珀色に輝く尾澤さんの純正アカシア蜂蜜をぜひお楽しみください。



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雄大な北アルプスの一つ「穂高岳」

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恵まれた自然環境の中で養蜂を営まれています



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尾澤嘉昭さん

父の農業にかけてきた思いを見て跡を継いだ

もともとは養蚕と稲作が主要だったこの安曇野で尾澤さんのお父様が養蜂を始められたのが昭和5年、今から80年近くも前になります。当時は養蚕と稲作だけでは十分な収入にならず、農閑期の寒い冬の時期には紙すきをして和紙まで作り、大変なご苦労をされたそうです。まだまだ甘いものが貴重だった時代、れんげ草が県内に豊富にあったため、その蜜で蜂蜜を生産しようと、県の後援のもと、尾澤さんのお父様は農業と平行し養蜂を始められました。全てが手探り状態の中、試行錯誤し頑張る父親の後姿を見て、尾澤さんは跡を継ぐ決心をされたそうです。

「時代は終戦後の高度成長期、周りは皆んなサラリーマンになった時代だったけど、父の農業にかけてきた思いを見ると自然に跡を継ぐ気持ちになった」

そう思われたのが高校を卒業された昭和38年、それから約45年間、その思いを大切に地道に養蜂を営まれてきていらっしゃいます。





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これが蜜蜂の巣
1枚につき2,000匹、1箱で30,000匹もの蜂が働いています





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大切な蜜源を守りながら蜂蜜の採取を行います



目の前にある自然を大切に、共存していく

日頃、何気なく私たちが消費している蜂蜜。しかしそれは大変な労力の上に出来上がっていることをご存知でしたか?

1箱の巣箱にいるのはたった1匹の女王蜂とそれを支える30,000匹もの働き蜂たち。これを1群と呼ぶそうです。30,000匹もの蜂が頑張って採取してくる蜜は、巣箱の中で酵素分解され貯蔵されます。その量は1シーズンでたった18リットルほどにしからならず、大変に貴重なものです。今でこそ尾澤さんは140群ほど取り扱いっていらっしゃるそうですが、ここまでくるにはいろいろと困難があったそうです。

「父親が大事に育てた蜂たちも、昭和34年に大流行したアメリカ腐蛆病(蜜蜂の幼虫を侵す伝染病)のせいで全滅、焼却処分をしました。それでも養蜂に対する思いがあったから、それから10年かけて60群まで増やしました。伊勢湾台風で三重・愛知方面から安曇野に避難してきた養蜂家と以前から交流があったので、この頃から越冬するために蜂を知多半島に持って行き、そこで春先に蜂の数を増やしました。安曇野で台風被害をしのいだ恩で今でも知多半島で越冬できるのは本当にありがたいことです」

蜂という生き物が相手だけに管理が難しく、少しのミスで死滅してしまうこともあるそうです。それに加え、自然が豊かなこの安曇野地区でも、昔に比べ環境が変化してきており、養蜂に大きな影響をおよぼしているそうです。

「当初、この地域に沢山あったれんげ草も、今では花粉が来なくなり、それに代わってアカシアが出てくるようになりました。今は昔ほど周りの畑で農薬が使われなくなったので、その部分だけ見れば蜂には良い環境になってきていると思います。しかし全体的に見ると、山は荒れ、水は汚れ、自然が破壊されてきて、蜜源はどんどん少なくなってきています。アカシアの蜜だけ採取する私のような養蜂家を含め、蜜源の減少は死活問題です。目の前にある自然を大切にし、今の状況を改善していかなければなりません」

昭和42年から尾澤さんは同業者と養蜂組合を作り、蜜源を守る活動をされてきているそうです。自然環境を守るという意味では、都市部に住む私たちのような消費者が担う役割も大きいのでは、と強く思いました。

天然採取100%の純正蜂蜜

蜂にアカシア以外の蜜を取ってこさせないためには、蜜源の場所、花の咲く時期などを考え、その都度、一番状態の良い場所に蜂を放さなければなりません。そのため、尾澤さんは12箇所もの場所を移動しながら、毎年アカシアの蜜を採取し続けています。

「特定の花の蜜だけを求めて巣箱を移動させる移動養蜂は、体力的にも経済的にも負担が大きいのは確かです。それでもやっぱり美味しい蜂蜜を作り続け、この人の蜂蜜ならいいわ、という信頼を築き上げたかった。幸せなことに妻にも支えられ二人三脚でここまで頑張ってきました。繁忙期には近所の皆さんにも手伝ってもらいながら続けることが出来ました」

自然と共存、共栄しながら、自分の信念にもこだわり続ける。
そんな尾澤さんの強い思いがこの蜂蜜には込められています。




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アカシアの蜜を求め12箇所の拠点を移動します
自然の環境を見ながらの大変な作業です



蜂蜜の女王といわれるアカシア

アカシアの蜂蜜はレンゲ、ミカン、トチなど数ある種類の中でも蜂蜜の女王と呼ばれています。色は薄い琥珀色に輝き、香りはアカシアの白い花のように優しいものです。味はくせがなくあっさりとしており、日本人の好みに合う上品なものです。

天然採集100%で、もちろん加糖などは一切行っておらず、採集した蜜をそのまま濾過した純正品です。1瓶600g、3,500円でお届けします。

我が家では朝食でこのアカシアの蜂蜜を美味しく頂いています。
カリカリに焼いたトーストに八丈島産のバターをたっぷりと塗り、その上からアカシアの蜂蜜をたらします。口いっぱいに広がる濃厚なバターの風味と蜂蜜の優しい甘さが眠気を覚まし、一日の活力の源になります。

冬はフレッシュなレモンを絞り、お湯と蜂蜜で割って手作りレモネード。
これから寒くなってくる季節では外せない定番です。

安曇野の雄大な自然の中で作られた優しい味わいを、この機会にぜひご堪能ください。


(取材・記事:金子森)

商品について

HandLens.png100%天然採集の純正アカシア蜂蜜です。
1瓶600g入りでお届け致します。
直射日光を避け、常温で保存して下さい。
冷蔵庫にて保管しますと結晶する恐れがあります。

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